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友人を占うということ

以下の話は、主人公である友人の許可をもらって書かせて頂いております。



もう20年近くはなる友人です。

で、男性の中でも数少ないプライベートの話を良く話す友人です。


彼は若いうちに結婚をして、子供をもうけてからも十数年同じ会社で勤務してずっと家庭を支えている男性です。


その真面目さや、子供時代からの人並み外れた苦労も抱え込まず
あっけらかんとした明るい人で、

男性からも私から見ても一番に信頼できる友人です。



彼は今まで、わたしが占い師と言うのは知っていましたが、

別に「占って」と頼んでくる事もなくわたしもわざわざ占いを勧める性格をしていないので


彼なりに考えて生きているのだろうとだいたいは

味噌だ塩だ、いやスープカレーだと
どうでもいい会話ばかりしている間柄でした。



ある日その、どうでもいい会話で何か違和感がありました。



「あのさ、会社で健康診断ってあるのかい?」


「おー。明日だ。思い出したわ。」



そっか、日が近いから何か感じたのかな、と思いました。


彼の健康が。



「なんか凄いな。ほか何かみえないか?」


「見えないよ、神じゃあるまいし。」


と言いつつ、初めて彼を占う流れになりました。


家庭だったり仕事だったり。



占った時期は11月でした。



「仕事は辞めないけど、来年不満も多いね、7月って車関係の事も良くないし。」


「9月頃に車の入れ替えあるんだよ、その前に何かあるのかなあ」


ちょっと考えこむ彼でした。





「ところでね、仕事辞める予定なんて無いよね?年明け1月。」


「ないない!なによ、俺なんかやらかしてクビ!?」


「いやいや(笑)あるわけないよなぁ、なんか終わりそうなんだよ。」


「終わって無職か、俺。」


「う~ん、確かに2月って思うように動けなくて、お金の面も少しきついんだけど、
3月には新しく何か始めてるから途方にくれた感じで無いんだ。」


「そうか。3月に仕事見つかるなら一ヶ月くらい遊んでもバチはあたらんな。」


「辞めるって決まってないから!」




その時出たカードは


『死神』


でした。


終わる。

切れる。


だいたいは、そんな意味です。





「そうか。心あたりないよなぁ~…おれ離婚か(笑)?」


「離婚はする気まったくないだろうよ。」


「ない(笑)。まず家庭は壊れるは無いわ~嫁とはどうよ?」



まず、出たのはお金のことでした。




「3月あたりからしばらくお金の事でもめそうかな?」


「3月に行った会社が給料安いんだ。」


「もう年明け仕事辞める覚悟になってないか?」


「いや、そんな気がしてきただけ(笑)。」





友人の奥さんの性格は解っていたから、

奥さんの良いようにお金が回らないとケンカになるのは私も友人も解ってます。


「やっぱりオヤジが稼がないとさ(笑)」


そこは、占うまでも無い話で、カードってホントの事が出るんだなと感心される程度でした。



「…奥さん、相変わらず携帯見るんだ。」


「見る見る。なんも無いからいいけど会社の女の人から電話来ても怒り出すよ。」


「ふ~ん…」






「嫁は、浮気してないかっ(笑)?」





「…」





出たカードは、浮気相手の男性でした。





言うべきか?




友人は、奥さんを信じてるから浮気を聞いてると思う。


いまこれを伝えて友人の日常が変わってしまったらどうする?




占い師だから、ごまかしてはいけないのが私の信条、


でも、今回の占いは思う事があってわざわざ来てくださるいつものお客様を占ってるのと勝手が違う。


仲良しの友人だけど、占いは半信半疑で見ている人にでたらめに不安を与えては

違う商売になってしまう。





「気のきく楽しい奥さんだからね。男友達はそれなりにいるみたい。かなり年上っぽい人だから、恋愛対象にならないんでないかな~」



「外面いいからな(笑)。友達ぐらいはなんもいいんだ。俺家に居ないから、話し相手は必要だろ。


ありがとう!占い料金は幾らよ?」




その時私は喉まで出てる言葉がずっと気持ち悪くて、



「ああ、受け取り行く時間ないべし街ん中来た時でいいよ。」


と伝えて電話を切りました。
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